チーズケーキ  Cheesecake

箱を開けると 白い小箱が六つ。 
口が手でハトを作るように組まれていて 静かに並んでいた。
その箱は濡れていない。
大人しく 品も良かった。
開けてみたら こんがり黄色い四角だ。
形は均等で丁寧に焼かれている。

かわいい。

中をナイフで切ってみると カナリヤ色のフロマージュの
固まりが底で寝ている。
このフロマージュを守りために 周りにやわらかい
ビスケットの帽子でくるまっていて
フロマージュは 中から 

にっこり

顔をのぞかせて 笑っている。

ビスケットの帽子を口の中でぬがせていく。
フロマージュは サワークリームのような
すっぱくて 濃い味。
新鮮な牛乳の様に 軽くしっかりとした味で
塩味がそっと足並み揃わせていて
もっちりと 強い。





舌の上で口の中の温度で
丁寧に 
ゆっくり
ゆっくり
溶かしていく。

フロマージュの存在感を楽しむ。

大きな味。
小さい味。
細かい味。

歯で味わう味。
舌で味わう味。

どうしてそんなに小さいのか?

口の中で全部溶けた時 わかった。
口の中でチーズを味わう時間が
計算されているのではないのか?
見た目のかわいさの計算だけじゃないんだ。








きりぎりす tettigoniidae


昨日 夜中に目が覚めた

最近 大きな地震がひんぱんで
揺れて驚いて起きるのではなく
その一瞬前に目が覚めて 揺れに恐怖するので
昨日の夜中も また くるのだろうかとしばらく不安だった


そういえば 変な暑さが続いた


気温がすっごく高かったり カラっと晴れていて太陽が痛かったり
というわけではなくて
気温は低いのに蒸し蒸しと暑い。
上から暑いのじゃなくて 下から暑い気がしていた。

低い場所からあつさがきていた

そういうわけでつらい日々が続いて 
食べたい「いつも」が浮かばず苦労する日もあった。
何だか 今まで作ったことのないようなものを作って ヘロヘロだった。






巨峰の干し葡萄は一粒がちょっと大きい。ピクルスにすると 
あんまり関係なく食べやすくなって好みでした。
別につくった きゅうりのピクルスと生の小粒トマトと一緒に
コショーがきいた ドレッシングであえたら きれいでした。


変わらない事は今年もトマトがおいしいということだった。

小粒トマトを干し昆布や乾燥エビ、白だしなどで
冷やしおでんにして 食べたり
白味噌の汁の具にしたり。
トマトのあんかけは なんだかよく食べても飽きない。


あまりにだるいから すいかをシャーベットにしてみたり。
自家製シャーベットって 時々かきまぜなくてはいけないのが
うまくいかずに たまに作っては失敗していた。
メレンゲのしっぽをピンとたてて
途中から混ぜてみたせいか
蜂蜜で甘さをつけたせいか
時間がたっても口の中が感じが良かった。
きゅうりの強い匂いみたいなのがなかった。







いいかげんに聞いているから そう思うのか。

家の窓から聴いている蝉の声と
東京タワーの側の木の下で聴く蝉の声は違う。
種類の割合なのだろうか
距離のせいだろうか 鳴き声は ちょっと違う。



ある日 卵が3ダースも冷蔵庫にあった。

この機会にプーアールで茶卵を作ってみたら
おかゆを食べる時に便利でした。
表面の色はそんなに変わらない。
一日 置いただけなのに味が染み込んでいた。
化粧水で「浸透力」を売りにするコピーがよく
あるけど このくらい染み込むのがあったらいいな
と 考えながら食べた。 








プラスティックの丸いザルで豆腐の水切りをしばらくして
皿にひっくり返すと 太陽みたいなマークが押されていて
なんだか面白い。
その上に茶卵を細かく切って
にんにくしょうゆやお酢を煮詰めた汁を
かけたら すぐにごはん1椀食べれた。


とにかく 暑いから 体を冷やすものばかり食べてしまう。

ちなみにきゅうりとすいかの漬け物とひき肉と
蒸したじゃがいもをカレーパウダーなどで味をつけてフライパンで焼いたら 
フランスで売っている豆のコロッケのような味がする気がして笑った。


今年はキリギリスが鳴かない


ご自愛ください。






アンサンブル ensemble

近所でよくみかけるのは 
野生化したセキセイイインコやオカメインコの群れだ
浅草の小鳥屋みたいに
ペラペラペラペラと鳴いている。
いつも何を話しているのか?
すごい おしゃべりだ。
同じ種類で群れて鳴いている。

でも その日はちょっと違っていた。

窓の外から洗い立てのお皿のような
つやつやな可愛らしい鳴き声。

窓を明けると いそいで向かいの南天に
飛び乗ったのは 御抹茶色、黄緑、
目の周りに白い丸。めじろだ。
側にスズメも1羽見える。
梅の木に 灰色のよく見かける鳥、
カケスみたいな鳥が 巣を作ろうとしているのか
変なポーズをしている。
それを祝福しているかのように一緒に鳴いている。







鳴き声の混ざり方が 可愛かった。
しばらく見ていたら なんだか バツが悪そうに
奥の柿の木、も少し遠くの杉の木と
少しずつ離れて飛んでいってしまった。

あれ 遠くから まださえずっているのかしら?
かわいい声。

今度はトゥカンみたいな喉が太い
頭のデカイ鳥が一緒だわ。耳を澄ましてみた。


......

なんだ。

犬だ。外につながれている犬が短くないているのが
たまたま一緒に聞こえているのだった。








鳥も情報交換ってするのだろうか?


昔 外でサンドイッチを食べていると よく鳥にたかられた。
こちらがあげるから 悪いんだ。
と お思いでしょうか。実は そうでもない。

すまして食べていても集まってくるものなんです。
遠くの木や彫刻の上から「キェェーーーーーーー』
奇声を発し あぜんとしてそっちを向くと
こちらが手に持っているパンめがけて飛んで来て
足でかけらをつかんで 強奪。
は まだ いいほうで
肩や頭にのって来て物色して(野鳥) 気が向くパンがあったら横取り とか。
カバン 開けて 荷物いじっていると 隣に2本足スキップで
近寄って来て 中を一緒にのぞきにくる鳥 とか。

違う日 別の場所 違う時刻 別の鳥 が
私がパンを持っているか いないか
私のパンがおいしそうか どうか チェックしにくるのだ。

一時期 私の外でのランチは
上野の西郷さん状態で 周りはハトでいっぱいだった。






パフェ parfait

さつまいもをしょうがシロップで
やわらかく煮て 
最後にシナモンとリンゴジャムを入れて
スプーンの背でつぶして
あつあつのうちに
冷たいアイスクリーム 
メープルシロップ味にのせる

それか

コーヒー味のアイスクリームに
あずきをトッピング

または

ボソボソのパウンドケーキを
コーヒーに浸して
ゆずじゃむのせて
その上に 水切りした豆腐を
メープルシロップ混ぜて
くちゃくちゃにして
ココアをかけた

子供の頃 アメリカのパフェとフランスのパフェの違いが
よく理解できなかった



豆乳かゆ soy milk

買い物に出かけたら
沢山のあじさいの匂いが漂っていた

どこかにあじさいが....?

ふと見たお家で 枝を剪定してたからだ。
6月 だな。

朝いちで豆腐やさんに走るのは 
たのしい。
まだ朝の新鮮な空気の中で 
キラキラしたお水に入っている豆腐を 1丁。豆乳ありますか?
すくってもらって 崩れないように持って帰る

昆布をキッチンハサミで
糸を目指して 細く切って
だしをとる

ないときはかつおでだし

弱火で水分多めの おかゆにして








最後の方で ザルで
こんなに水って切れるのかというくらい
置いて水切りした 豆腐を
お鍋に 入れて あたためる 

本当に最後のところで
豆腐やさんで 
手にいれた 豆乳をいれる。

ついでに揚げたて
油揚げやがんもどきがあったら
即買って来て しょうが醤油でそのまま食べたり

開店朝いちの 
スーパーで
揚げたててんぷらでもいいし

お惣菜やの揚げたて
さつまあげでもいいし

朝が おいしい。








柿の葉茶 persimmon tea



柿茶を作るのは 四月あたり かな。

茶葉を摘むなら 柔らかい新芽が
伸びてきたばっかりの頃に
先の三葉のところを
少しだけ摘んで 柿の葉茶をつくる。

摘む時期と部位によって味が違う。
摘む時間帯はなるべく早朝がいいらしい。

たくさん作ると 素人なので
最後 飲みきれずに
ダメにしてしまうので 
毎年ほんの少し作るようにしている。

最後の乾燥は電子レンジが便利です。











今年は冷やした柿の葉茶を飲んでいます。

ひとくち飲むと
柿の花の香りなのか
お花みたいな果実みたいな香りが口に広がることを発見。

ビタミンCがレモンや 緑茶の20倍以上。
細胞と細胞をつないで各組織を丈夫にするとか。

苦丁茶もそうだったけど
驚く程 何杯もとれる。
1煎目と5煎目だと煎じれる栄養素が違うらしい

ところで
アメリカで柿プディングというお菓子があるらしい。

今日の今日まで見た事も聞いた事もなかった
そんなことは珍しくないけど なんか 
ショック。






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