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フランツ・フェルディナンドが約4年半ぶりとなる新作『オールウェイズ・アセンディング』をリリース!!昨年オリジナルメンバーであるニック・マッカーシー(G,Vo)が脱退、ジュリアン・コリー(a.k.a MiaouxMiaoux)、ディーノ・バルドー(元1990s)が加入し5人組となったことを発表、その後精力的にツアーを行い新作の発表が待ち望まれていた彼ら。



新体制となり初となるアルバムのレコーディングはパリにあるモーターバススタジオとロンドンのRAKスタジオにて敢行。フランスのダンス・デュオ、カシアスのフィリップ・ズダールをプロデューサーに迎え制作。これまでにフェニックスやカインドネス、ビースティ・ボーイズなど数多くのアーティストを手がけてきたフィリップ・ズダールとバンドのコラボレーションの結果、ネオンサイン輝く眩しいグルーヴを纏った作品が完成。新鮮なアイデアとサウンド面での精力的な実験性に満ちた新たなフランツのサウンドが完成!


フランツ・フェルディナンドについて知っていると思うことは全て忘れてほしい。『オールウェイズ・アセンディング』は、彼らの生まれ変わりそのものだ。アルバムに収録された10曲は、新鮮なアイデアとサウンド面での精力的な実験性に満ちた、私たちのお気に入りバンドの輝かしい再生の成果だ。

「このアルバムを、僕らが今まで作ったことのないようなサウンドにしたかったんだ」と彼らは言うが、彼らがまさにそれを達成したことは、タイトルトラックの最初の数秒を聴いただけで明白だ。

交代はあったものの、チーム全体はこれまで以上に力強いプレイをみせている。去年のアナウンスを見逃した方向けに説明すると、ニック・マッカーシー(ギター)が育児のために脱退し、代わりにグラスゴーの音楽シーンで愛されるジュリアン・コリが、バンドの核となるメンバーのアレックス・カプラノス、ボブ・ハーディ―、ポール・トムソンに加わった。



隠遁を好むプロデューサーとして知られるフィリップ・ズダール(カシウス、フェニックス、ビースティー・ボーイズ)を迎え、フランツ・フェルディナンドは自らの古いキャンバスにナイフを突き立て、そのあまりの異質さにおいて紛れもない現在進行形のアルバムを作り上げた。

このアルバムはパリにあるフィリップの<Motorbass>スタジオでミックスされ、<RAK>で2週間のうちにレコーディングされ、作曲はその前年、スコットランド西部のとある場所で行なわれた。

「僕らはみんな一緒に同じところに住んでいたんだ。僕らと犬とでさ。そこは隔絶された場所で、それが僕らに必要だった。僕らはただアルバムを書いていただけじゃない。バンドを作り上げていたんだ。僕らのサウンド、僕らの世界をね。僕らはゼロ、全く期待のないところからスタートした。解放的だったよ。ゼロから、僕らの住む新しい世界を作っていったんだ。最初はぼんやりしていて、徐々に形になっていき、やがて昔から存在していたもののように感じるまでにね」。




このストーリーには他にも登場人物がいる。彼らがツアーを再開したときから、ディーノ・バルドー(グラスゴーが生んだ最も偉大なロックスター)が加わり、アルバム制作の初期には元レイト・オブ・ザ・ピアのサム・ポッターも関わっていた。


「サムは刺激的な人物だよ。興味深い会話を何度も交わしたんだ。彼はアイデアを壊すことで、そこに隠されたより良いアイデアを見つける方法を知っているんだ。」


「僕らは自分たちが初めてサイケデリックな体験をした頃の純粋さや素朴さについても話していた。実際にやってみる機会が来る前に、ドラッグが自分の心にどんな作用をするか想像していたときについてさ。想像上の体験は、実際にドラッグが引き起こすどんなことよりもはるかにパワフルだった。そんな感覚を与えてくれる音楽を作れたら最高じゃないだろうか?」


レコードの形成に影響を与えたものについて聞かれると、ハーディーは「何も言及する必要はないんじゃないかな」と言い、トムソンは「タルカダール(インドの豆カレー)とMcEwans Export(スコットランドのメーカーのビール)、ケ○○ン以外は思いつかないな……これ書かない方がいいかもしれないけど」と声をあげる。その一方カプラノスは、「Rizitika」というアルバムでギリシャの作曲家ヤニス・マルコポロスによるクレタ音楽のアレンジを再発見したことに言及する。「反復的で、ダイナミックで、トランスさせるようなんだ。僕の最初の超感覚的な体験は、まだ歩くこともできない頃、これを聴いたことだった」。


「これを再び聴いてみて、それがいつもそこにあったことに気がついたんだ。僕の体験している期間だけの話じゃなくて、1000年単位でさ。これは人間の初期にまで遡ることのできる、古代の音楽なんだ。僕らは昔からずっとこれをやってきたけど、それを作る新しい方法はいつだってある。マルコポロスは1971年にそれを新しくして、僕らは2017年
にそれを新しくした。その効果はいつだって同じなんだ。僕らは自分たちを昇華させてくれるものを探している。自分たちの物理的存在より軽やかになるために。日常の感情から昇華するために。僕らが理解しているものから昇華するために。なぜ自分たちが昇華したいのか知ることなく、絶えず昇華しているために」。


この音楽的なミッションを武器に、彼らはその目的を書きつけた。そうして綿密に書き上げられた長文と音楽的パラドックスが詰まったソングブックを生み出すと、そこに推進力とメロディーが牽引する音楽性におけるバンドの天賦の才能と、ズダールによるプロダクションの巧妙さとの交差により、鮮やかに命を吹き込んでいる。


『お互いのアイデアがたくさん溢れ出てきたために眠れない夜が何度もあった。カプラノスは「ゴルゴンの首みたいに頭から2つの頭が生えてきたような気分だった。と思い返している。「だからジュリアン、フィリップ、サムと一緒に作業するのは最高だったんだ。それぞれがゴルゴンの頭、精神を持っていて、それぞれの蛇が毒を吐くからね。」

この野心的なビジョンは『オールウェイズ・アセンディング』全体を通して聴くことができる。


タイトルトラックでの、ペンローズの階段のように絶えず上がっていくコード進行、‘ハック・アンド・ジム’の“トラップ・サバス・ビア・スラッカーズ”;これは’ルイ・レーン’でのウィリアム・トレバーのストーリーにもなり得た、かろうじて垣間見えジュリアン・コリーるバックストーリーだ。また、テヒング・シェイにインスパイアされた「ペーパー・ケージズ」、5拍子のダンスビート「レイジー・ボーイ」、胸が張り裂けそうな「スロウ・ドント・キル・ミー・スロウ」など。


これら すべての哲学的幻想に対して、これは本能的な経験だ。これは、あなたの脳を刺激するよりも先に心を刺激することを意図しているのだ。これらの音は、パリの夜や、イタリア製の車でアウトバーンを走り抜ける爽快感のようなものだ。それはまるで、ナイフの矛先にしか存在できないような、時として幸せいっぱいの心の軋みに飛び込んでくる純粋で幸福感に満ち溢れた感情のようだ。


今までのフランツ・フェルディナンドの作品のことは気にせずに、彼らは今作を今まで聴いたことが無いようなものにしたかったのだ。ご覧あれ、じっくり聞いてごらん。あなたもきっと、「なんてこった…これは最高だ!」となるはず。


【バイオグラフィー】イギリスはグラスゴーにてアレックスとボブを中心に2001年に結成された5人組バンド。2004年にデビュー・アルバム『フランツ・フェルディナンド』を発表すると、全英3位を記録するスマッシュヒットとなり、マーキュリー・プライズやブリット・アウォード等の主要音楽賞を総なめし、一躍世界的な注目を集めた。続いて2005年にセカンド『ユー・クッド・ハヴ・イット・ソー・マッチ・ベター』をリリース。この作品は全英チャート第一位を獲得すると同時に、世界各地で大ヒットを記録、日本でもオリコン洋楽チャート第一位となる。翌年にはフジロックフェスティバル史上最速のヘッドライナーを務め、大きな話題を呼んだ。その後、4年のインターバルを経て2009年にサード『トゥナイト』をリリースし、この作品も全英第2位、全米第9位、そして日本ではオリコン洋楽チャート第1位を獲得。同年、2作連続でのヘッドライナーをフジロックにて務める。2013年8月、4年ぶり通作4作目となる待望の新作スタジオ・アルバム『ライト・ソーツ、ライト・ワーズ、ライト・アクション』をリリース、11月に行われた来日公演は全てソールドアウトとなった。2016年バンドのオリジナル・メンバーであるニック・マッカーシーが脱退、ジュリアン・コリーとディーノ・バルドーが加入し5人組となった。2018年2月に新作『オールウェイズ・アセンディング』をリリース。その直前に新木場スタジオコーストで開催された一夜限りの来日公演はチケットが発売されると同時に即完売となり高い人気を見せつけた。

新生フランツ・フェルディナンド 約4年半振りとなる新作をリリース!ミュージックステーション出演! 演奏曲「Always Ascending」収録!

通常盤[amazonで購入!>>>]
タイトル:
Always Ascending(オールウェイズ・アセンディング)
アーティスト: Franz Ferdinand(フランツ・フェルディナンド)
レーベル: Domino / Hostess
価格:2490円 + 税
●ボーナストラック1曲、歌詞対訳、ライナーノーツ付


完全生産限定盤 (同時発売)[amazonで購入!>>>]
タイトル
: Always Ascending (Limited Edition / Tote Bag)
(オールウェイズ・アセンディング(完全生産限定盤))
アーティスト:Franz Ferdinand(フランツ・フェルディナンド)
レーベル: Domino / Hostess
価格:   3,500円 + 税
●完全生産限定盤、日本独自企画盤 ●トートバッグ、ボーナストラック1曲、歌詞対訳、ライナーノーツ付


FRANZ FERDINAND5人組となり生まれ変わったフランツ!新鮮なアイデアとサウンド面での精力的な実験性に満ちたアルバム!フェニックスやカインドネス、ビースティ・ボーイズなど数多くのアーティストを手がけてきたフィリップ・ズダールがプロデュース!
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